はっきり言ってしまえばオーセイ デュレスより格下、自然派ワイン好きからすれば全くもってナチュラル感無し、少しブルゴーニュを飲み始めた人からすれば、モンテリー?そんなアペラシオン知らんし飲まんーかもしれませんし、飲みつけた古参の方からするとここに御大の面影はないのかもしれません。
とまぁ、さんざんdisっぽい事を書いておいて言うのもなんですが 笑 このワインは素晴らしいし美味いです。リリースしたての旨さはあるにしてもブラインドで出された日には、アペラシオン デストロイヤーになる事間違い無いです。厳しいミネラルをなくしたムルソーかもしれませんし、個人的経験からは墨絵的な世界観をミネラル主体で描いてくる感じもあるのでニュイの白もあるかも??思ってしまうかもしれません。蜜に若めの黄色い果実、白と黄色の花、酸もキツ過ぎず、液体に密度があり綺麗で複雑性のあるミネラルの後に果実がじんわり追いついてきます。余韻の長さはそこそこにあり熟成のポテンシャルも十分あります。
税込み7kしてしまうのでアペラシオンを思えばちょっと腰が引けてしまうのですが、それでも隠れた銘酒、銘醸畑の可能性大です。
まぁ、こんな事書くのもここまでブルゴーニュが爆騰している現在において、あまり知られていない生産者やマイナー畑のキラリと光る佳いワイン見つけてほくそ笑むーというのが最大の楽しみになっているからかもしれません。でもその10倍はずっこけてるんですが 微笑
というわけで積極的には買わないでくださいね 笑
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