モンテリー ミス アルマンド(モンテリー ドゥエレ ポルシュレ)
たまに見る世評や他の方が飲まれたブログ、小規模インポーター？のコメントなど見ると殆どのコメントがここの赤の13年ヴィンテージに関しては顔色が悪く表情に乏しいや、果実味が乏しいなどと思わしくない記事が多いです。まず現地での樽試飲とボトリングされたものでは違ってきてしまいますし(樽からの試飲が1番美味しいと聞くこともあります)ワインはー、特にブルゴーニュはボトル差つまり輸入のロット差などがまずあると考えられ、あとは飲む日やその時の自分の体調などでもだいぶ味わいが変わってしまうという難しい問題も抱える事になります。鼻が詰まっていただけで香りがしなくなる事は想像に容易いです。こんなことを書いていて何が言いたいかと言いますと、自分が買ったところのワイン屋は当たりロットを引いてきたのではないかーという事です。AC2回飲んでどちらも良かったですし、こちらのワインも表情の悪さや酸の浮つき、果実味の乏しさは無くまずまずでした。
香りはACの延長線上、グラスに注いだ赤い液体を見て一安心。ラベンダーや深紅の薔薇、白灰色のミネラル香、樽のクリームが少し。まだ少しだけ早いながらも十分楽しめる香り。味わいも、少し解けてきていて強いミネラルは無くそのままスルッと喉を通ります。余韻は短い。笑 そういうわけでうーん、特に悪いわけではないよなぁ…というのが個人的な印象です。
ただACから1500円ほど値上がりすることを考えると物足りなさを感じなくはないですし、自分ならACを買うという結論にはなります。(なんじゃそりゃーとつっこまないでね(^^;) 残念ながらACはもう見当たらないんですけどね。
それにしても自分の体調はともかくボトル差まで考えないといけないとは本当にこの趣味の業はどこまでも深い。笑
