それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Charmes Chambertin 2011(Olivier Jouan)

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シャルム シャンベルタン(オリヴィエ ジュアン)

今年の夏は本当に、何もせずに終わってしまった。。。というのはきっと当方だけではないはず。
暑い夏を快適に過ごすには、たった一つしかなくて自分の最も好きなことだけするーということに限るのですが今年は世界がこんなんなのでただただ暑さに耐えるのみの生活。
10年前を思い起こすと仕事とか全投げしてヨーロッパ貧乏旅に行っていたなと思い出しつつ、それが今出来るか❓といえば当時より多少お金はあるものの、コロナ以外でも様々な生活の制約や精神的に守りに入っている自分の変化もあり簡単にはできない状況。なんだか青春を拗らせたような出だしになってしまいましたが、年を重ねると不便になる事も多いものだーと痛感した今年の夏なのでありました。

閑話休題

2011年というブルゴーニュのVTは、一般的にはオフ扱い?なのかなとは思いますが、そういうVTは偉大とは無縁なのかもしれませんが、いつ開けても愛想が良いというか安心感があります。せっかく開けてもね、、ガチガチワインじゃ椅子から転げ落ちたくなるってものです。
シャルムはグランクリュとしてはイマイチ?なものも多いと感じられている歴戦の飲み手もいると思いますが、やはり香りはしっかりグランクリュしてます。濃度と多層性のある黒い果実と大地香、そこにコンフィチュールされたイチゴ、ベリーが高域に混ざってきて香りの厚みで楽しめます。味わいは香りにするとまだ蕾状態かもしれませんがそれでも軽い、硬くて楽しめないということはなくしっかりと内包する要素は見せてくれるので十分良さはわかります。
まだまだ当然早いです。いい環境なら少なくとも後5年は置いていいかもしれません。
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