それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Fixin En Combe Roy2018(Berthaut Gerbet)

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フィサン アンコンヴロワ(ベルトージェルベ)

そのままで何も変わらない日々を信じてた2人、離れてく2人、信じてた2人〜♪
こちらはLRの"君に虹が降りた"、という個人的名曲なのですが、メンバーの弟さんから言わせれば天才だったボーカルの兄は他界されてしまっています。たまたまYouTubeを見ていたら弟さんが初めてこの曲を歌うという事で…理由は50歳と言うことで。今は多くの人が不安と葛藤の中で生きていて。そう、失意の日々がない人生などない人は誰もいなく、人には膨大な時間と知力と気力を使いながら心で乗り越えていかなければいけないことって必ずあるんですよね。俺は俺でそれを乗り越えられるか。

閑話休題

18VTにおいてオートコートの冷ややかさで一安心、フィサン村名でかなり構造的な作りはいいものの翌日黒く沈んで不安と汗、そして今回は一級に近いこのcuvée となります。
大体悪い予感の方は的中するもので液体は滑らかながら全くバランスしておらず黒く強く濃いです。飲んだ日はとても寒かったのでそれも要因の一つとしてあるとは思うのですが、それでも17VTと比較するとリリースしたてのやはり透明感と軽快さはないかなぁ、感じます。勿論ボトル差の可能性もありますし、熟成という時間が解決していくとは思うのですがなんだがこの作り手に対して急激に気持ちも離れていくのでした。この作り手を信じていたい理由としては何てったって結構所有しちゃってるのよねぇ…苦笑

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