それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Aligote La Charme aux Pretres2018(Sylvain Pataille)

f:id:dolceacqua:20210123115052j:plain
アリゴテ ラ シャルム オー プレートル(シルヴァン パタイユ)

どんどん流れる季節を見たい〜、誰にも言わない言えない♪

のっけから何をー?と思われたかも知れませんが最近知ったkiki vivi lilyというアーティストの"ひめごと"という曲。どうやら某アウトレットパークの曲で使われているようで、、、5年前位にデビューしているみたいでだいぶ乗り遅れた感はありますが、まだスマッシュヒットはしていないのかな。どうやらこういう、ゆるふわエレクトロシティーポップ(勝手な造語)とでもいうような曲調が最近の自分の好みなのかな? 過度にテレビとかに出そうではないですが(失礼)うまくスマッシュヒットしてくれないかなーとか思っていたら最新アルバムはデジタル配信だけのようなのでアナログ嗜好にはちとキツいなー。笑

閑話休題

今日はこちらのワイン。マルサネで作るスーパーアリゴテと言っていいかも知れません。
香りは全てに置いて"若い"という前置詞のつく、メロン、パイナップル、レモン。透明感と構造感あるミネラル、白と黄色の小さな花、バルサミコ的なしかし尖っていない抜ける酸味。
味も18VTの暑さは読み取れるものの南国フルーツ爆弾にはなっておらず、柔らかく膨らむ若い果実にミネラル、綺麗な酸が円を描いて広がっていきます。複雑性もあり余韻も長い。
グラス内の変化も楽しく、穏やかな春から初夏にかけての季節の変化を感じさせてくれます。
縦切れしていく鋭い白ワインが好きな人には賛否はありそうですが、やはり下級と思われるアリゴテに心血と愛情を注ぎいい畑でしっかり育てる労力には頭が下がります。
自分自身も己を磨かなくてはなー、などとちと思ってしまうところもあるのでした。笑

にほんブログ村 酒ブログへ
にほんブログ村