それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Savigny-les-Beaune 1er Aux Vergelesses2019 (Simon Bize)

サヴィニー レ ボーヌ オー・ヴェルジュレス(シモンビーズ)

2019年ものの赤は収穫量はともかく出来た葡萄自体は大変健全なものができたと推測されます。その証左としてあそこはスペシャルキュヴェを出しているし、あそこやあそこのフラッグシップはエチケットがギンギラギンにさりげなくない。笑
また、健全な葡萄故か世界的潮流の流れの為か不明ですが、全体傾向としてどのドメーヌも亜硫酸を減らして以前よりナチュラル感が増しているかな?という印象を受けます。(あくまで限られた経験の中での個人の感想です)
しばらく前に飲んだここの19の村名も"ボトル差はある"という前提のもとかなりナチュラルに振れていて、スタイルドリフトというよりも醸造している人変わりましたか?位のインパクトを受けて驚愕してしまいました。まぁ、元々はこっち路線でやりたかったのかもしれないですし、日本に戻れば日本ワインの自然派的なムーブメントも感じてこうなったのかもしれませんがあくまで勝手な推測にしか過ぎません。

というわけで今回は上のクラスを開けてみました。
2019 Domaine Simon Bize et Fils Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Vergelesses
Reviewed by William Kelley
Issue Date 15th Jan 2021
Source January 2021 Week 2, The Wine Advocate
Rating 93 - 95 points

結論から言うと村名よりはやや引き締まっているもののナチュラルな印象はしっかりとあります。3日経っても普通に飲めたのでそこまで危うくはないのですが個人的にはもう少し硬質な感じが好きなのでこの辺はあくまで好みです。普段ポイントなどはさほど気にしないのですが、驚いてしまったのは樽からか瓶からかは不明ですがこのワインにAdovocateが高評価していてマジ〜?という感じ。
今のワインは周期的に自然派的なニュアンスが強く出たりする事があるのでしょうか?日本向けの物は瓶詰め時の亜硫酸少なくしてるかも?などつまらない邪推をしながら飲み進めたのでした。笑

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