それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

Bourgogne Rouge SOUVENIR 2017(PETIT-ROY)

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ブルゴーニュ ルージュ スーヴニエール(プティロワ)

最近では日本ワインの品質も向上してきており、ワイン好きばかりか、あれほど頑なにブルピノしか飲まなかったブルゴーニュ愛飲家までもが色々と日本ワインを飲み込んできている現状が出始めてきているのではないかーなどと思っております。当方もそれに追随したいところなのですが、やはり原資は限られているものでせめてフランスで頑張っている日本人醸造家を追うのでいっぱいいっぱいというのが現状です。微笑 

閑話休題

こちらのプティロワも斎藤さんという日本人が頑張っているメゾンになります。ネットで調べれば輝かしい経歴は出てきますのでそれはそちらに譲ることにしまして今回の2017年が2VT目らしいです。

まだ自分で畑を持っているかどうかは不明なのですがACブルゴーニュで2本のcuvéeを出していて、違いとしては除梗と全房発酵で今回のは除梗のcuvée の方です。

 

抜栓したてー、柔らかく品のある赤系果実中心の香りの立ち上がりがとても早いです。

飲んでみて思ったのはアルコール12.5%という事もあると思うのですが身体への浸透率が何だか高いような気がします。ポテンシャルという意味では将来もさほど変わらない気はしますがクラス相応ながらもcoreを持ちながら柔らかい赤系果実のエレガントエキス系で後半に来る果皮の苦味が何とも心地よいアクセントを現状与え今飲んですごい美味しいです。

3日にわたって飲んだのですか終始危うい感じが出ることなく楽しめました。もしかしたらもう少し冒険したいのかもしれませんがメゾン故のそれが出来ない現状もあるのかもしれません。(あくまで勝手な想像ですが)それでもそれが逆に個人的にはとても好ましいんですけどね。こういうのも油断しているとあっという間に買えなくなってしまうのが数の少ないブルゴーニュの現実です。そして変えた時にはえらく高くなっている…本当に油断禁物です。笑

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