オスビスドボーヌ マジ シャンベルタン(ラ ジブリヨット)
デジタルかアナログかー?と問われればパーペキに(古い!)アナログ派で、年末の忙しい時期にiPhoneの通話機能が涅槃入りし完璧に使い物にならない状態。データの移行やロックの解除に再設定など、、本当にただの苦痛でしかなくこれを楽しめると思えるような遊び心が自分にも欲しい。アナログといえば、コロナでやる事なく今年は勤勉に筋トレを開始。こんなに真面目にやったのは10年以上ぶりかも。何より体の変化もそこそこ起こり楽しいのですが筋肉って本当につきにくいものだーとも実感した2020年でした。やっぱり身体に叩き込んだものを信じる習性があるのか、アナログだよなぁとしみじみ思います。
こちらのワイン、鋼のような逞しさを持ったワインで、ふんわり柔らかく赤い果実が立ち上がり果実と酸がエレガンスに流れる最近のワインとは一線を画します。一見黒いのかー?と誤解しそうになるのですが何層も何十層も赤を塗りこんだ結果としてそのように感じると言うことに気づきます。赤果実に黒果実、ダークチョコレート、血のニュアンス。飲んでみると均整の取れた液体の中心に太陽のようなCoreをしっかりと強く感じますがそれと同時にしなやかさも兼ね備えていて、柔と剛の両方を併せ持ったそれでいてテロワールもしっかりと反映されている素晴らしいワインでした。