それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2023-01-01から1年間の記事一覧

Bourgogne cote d’or 2020(Lippe Boileau)

ブルゴーニュ コートドール(リップ ボワロー)最近ワインを飲みつけてきた方々はまた別の楽しみ方をしているようでワインを混ぜて楽しむmixture wine(勝手に命名 笑)で楽しんでいるようです。その是非や賛否をどうこういうつもりは全くなく所謂、音楽で言うと…

Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes2011(Louis Jadot)

シャンボールミュジュニー フュスロット(ルイジャド) 自分のポートフォリオを見てみるとこの村が明らかに少なく、結局のところジュヴレ辺りが多くなってしまっているのは、価格の問題なのか、どこか苦手意識があるのか。まぁ、基本振り向いてくれないとシリ…

Pommard 1er Cru les Jarollieres2011(Domaine de la Pousse d'Or)

ポマール ジャロリエール(プスドール)最近日本ワインを飲む機会があり、自分の見識を広げる意味でとてもいい機会になったのですが、そもそも数が少なすぎて圧倒的情熱がないと手に入らないですね。苦笑 また味筋的に全体的な流れはこっちなんですね〜という…

Volnay 1er Brouillards2015 (R.Rossignol-Changarnier)

ヴォルネイ ブルイヤール(レジス ロシニョール) このドメーヌもどうやら2019年を最後に閉じてしまったようで、これからは当然飲めなくなってしまいます。初日は完全に閉じているというわけでないのですが、なんとなく赤系果実と白いミネラル系の香りを感じる…

Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes2011(Louis Jadot)

シャンボール ミュジュニー ボード(ルイジャド)ここ最近健康について考えることが多く、まぁ、酒は飲まないにこした方が基本は良い訳なのですが、人との潤滑油とかそういうことを抜きにしてもなくなったら寂しいわけです。そうなるとやはり余計な酒は飲まな…

BOURGOGNE PASSETOUTGRAINS 2007

ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかい…

Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Guillard)

ブルゴーニュ コートドール(ギーヤール) この10年間でブルゴーニュが進んだことといえば親子での代替わりと自然派への流れだと思うのですが、自身の年齢を考えてもちょうど代替わりした倅、娘と同じ世代なのでそういうものだよなぁ、などと思っています。こ…

Bourgogne Rouge Les Paquiers 2019(JEAN LOUIS RAILLARD)

ブルゴーニュ レ パキエ(ジャン ルイ ライヤール)テクニカル情報ドメーヌがリュー・ディ“レ・パキエ”に所有する区画は、平均樹齢51 年、栽培面積0.35ha の小さな区画。 2019 年物は9 月20 日に収穫。全房比率10%。新樽比率20%、熟成期間15 ヶ月。2021 年1 月…

Mercury le Bois Cassien 2019(Maison Chanzy)

メルキュレ ル ボワ カシアン(メゾン シャンジー)1つ思うのは歴戦の古参の飲み手の方々もブルゴーニュ、しかも普通のつくり手ですらここまで値上がりするとは思っていなかったのではないかと思います。もはや3000円台のACブルは絶滅状態で、5000円からエン…

Chassagne-Montrachet la Goujonne Vieilles Vignes2019(Hubert Lamy)

シャサーニュ モンラッシェ ラ グージョンヌ(ユベールラミー)前回の投稿でラミーで人気薄なのはシャサーニュ白と言いましたが、もっとも人気薄はこちら。 苦笑 20年も残っているところには残っておるのではないかなーという感じです。村名サントネイもビンテ…

Chassagne-Montrachet le Concis du Champs2018(Hubert Lamy)

シャサーニュ モンラッシェ ル コンシ デュ シャン(ユベールラミー)オルヴォー輸入物のラミーの行き先のワイン屋は大体決まっているはずで、どのお店も基本はフルラインナップで届いてると思うのですが、今となってはどの銘柄も瞬間蒸発品ながら、今も昔も常…

Pommard 1er Chanlins 2013(Porcheret)

ポマール レ シャンラン(モンテリー ドゥエレ ポルシュレ)香りは熟成香、干し肉、雨に濡れた様な赤い熟れた花、奥から黒系果実、ブラックスパイス。 味わいは初めは酸とミネラルしか感じられず悪しき13年の炸裂かーと思ったのですが、ヴァイオリンが鳴り出す…

Bourgogne rouge En Lutenière2019(Aurelien Verdet)

ブルゴーニュ ルージュ(オーレリアン ヴェルデ)テクニカル情報 ヴ ォ ー ヌ ロ マ ネ 村 の 国 道 を 挟 ん で 東 側 に あ る 畑「 ア ン リ ュ ト ゥ ニ エール」のピノノワールを除梗後、ステンレスタンクで醸しプレス、 20日間発酵し228Lの古樽でマロラ…

Bourgogne Pinot Noir2020(Olivier Jouan)

ブルゴーニュ ピノノワール(オリヴィエ ジュアン)某RWG誌やこの作り手を扱うワイン屋は、結構推しているのですが、いまいち火がつかないというか歴が長い人は比較的スルー気味な作り手のような気がするのですが、個人的には結構いい思い出がある作り手です。…

Bourgogne Passsetoutgrain 2018(Marquis d'Angerville)

ブルゴーニュ パストゥーグラン(マルキ ダンジェルヴィーユ) 香りは木苺、上に抜けるような酸味、鉄、後は久しぶり飲んだためかビシバシ感じるガメフレーバー。笑 味わいもさほど複雑性のない薄めな赤系果実がアタックから余韻まで流れていきます。酸はある…

Bourgogne Aligote 2018(Marquis d'Angerville)

ブルゴーニュ アリゴテ(マルキ ダンジェルヴィーユ)この銘柄もリリース当初はかなり美味しくて何回か飲んだのですが今回久々に開けてみました。香りは花梨、淡い蜜、少しのフリンティー、白い大理石的なミネラル、グレープフルーツを剥いた時の柑橘の香り。 …

CdNV 2014(Bachelet)

コートドニュイ ヴィラージュ(ドニ バシュレ)香りは還元気味からくる火打ち石、艶のある黒系果実、黒糖、赤身肉、薔薇。スワリングでトーンの高い赤果実と小梅。若い色気というより大人の深みのある落ち着いた果実感。芳香性はおとなしめ。 味わいも液体は瑞…

Saint-Aubin 1er Clos du Meix2018(Hubert Lamy)

サントーバン クロ デュ メ(ユベールラミー)メディア評価 2018年もの 93 Points Decanter Tim Atkin 90~92 Points The Wine Advocate 90~92 Points Vinous 89~91 Points Jasper Morris 90~92 Points Allen Meadows - Burghoundエージェント情報 面積:0.…

Savigny les Beaune V.V.2019(Domaine de Bellene)

サヴィニーレボーヌ(ベレーヌ)ラミーについて以前からブログでしっかりと言及されていてのはロマネさんでhttps://laromanee.exblog.jp/26715518/この記事などはVTの雑感含め本質をついていて言っていることがシブいなー、と個人的には唸ってしまいます。 こ…

M-S-D Trilogie 2019(Hubert Lignier)

モレサンドニ トリロジー(ユベール リニエ)やはりLamy の20年はとんでもない価格になっていて以前から買って保有していた方はおめでとうございます、という状態になりました。まぁ、例えは悪いですが売れないグラビアアイドルや歌手をずっと応援していたら何…

Bourgogne Rouge Ronceive(Arlaud)

ブルゴーニュ ルージュ ロンスヴィ(アルロー)今、愛好家が待ち構えているのは、ユベールラミーなはずで、笑 そろそろ出るのは間違い無いのですがやはり気になるのは価格面。クリオバタールが上代40万超え!!というのは噂で入ってきているものの全体像があま…

Pommard 2011(Thierry Violot-Guillemard)

ポマール(ティエリー ヴィオロ ギュイマール)最近うすらゾッとするのは同級生含め歳をとったなぁ、としみじみ思う事でしょうか。もはやスマホのカメラ機能の性能向上に比例して我が劣化具合を美しく映してしまっていて目頭が熱くなる事もしばしば。苦笑 みん…

Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)

ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)最近感じるのはナチュール好きのナチュラルワインと一緒に合わせてブルゴーニュワインを飲むと絶対的に相性の悪い作り手というか(作り)があるなぁというのを感じています。まぁ、味わいのどこに主眼を置いて…

Bourgogne Rouge 2019(CHRISTOPHE CHEVAUX)

ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)ローズヒップ、ピンクの薔薇、カシスリキュール、熟れた柘榴、中域から高域ににかけての透明感のある赤系果実と落ち着きと艶を持った朱色の果実が綺麗に重なり合います。暫くして、タバコの葉、なめし革、黒土…

Volnay2015(R.Rossignol-Changarnier)

ヴォルネイ(レジス ロシニョール シャンガルニエ) 2022年は誰にとっても難しかった年で年初からきな臭くなり、そこからの戦時下へ。日本では元首相の…。相場や為替のボラの大きさ。物価高。その流れは引き継いでいて早く収束を祈るばかりなのですが、"あなた…