ピノノワール
ニュイサンジョルジュ(ドゥセル) 開けたてはチェリー、ベリーなどの小粒な赤果実、ほんのりと梅香、ローズヒップ、白い岩のミネラル、ニュイらしい大地香がほんのりと立ち上がります。 味わいは現状、口当たり最初のファーストタッチは柔らかく、ほぼ何も感…
フィサン(ベルトージェルべ)オフビンテージにうまく作る作り手というのがいて、自分が飲んでいる作り手としてはここなどそうだと勝手に思っているのですが、彼女自身多分狙ってるのではなく、オフビンテージが普通のビンテージの時に感じる余計な力強さがう…
サヴィニー レ ボーヌ レ プランショ(ドゥセル)普通に飲んでいけばわかるのですが、ブルゴーニュは博打要素が多すぎます。VT、作り手の力量、畑の個性、それらの相性からボトル差まで。 かつて寺山修司が競馬について書いた本で"俺たちが欲しいのは予想では…
マルサネ ルージュ(トラぺ)2019年のブルゴーニュ赤は今飲んでのバランスの良さ味わいの乗り方、将来性も有望と感じる部分が多いです。広域、村名は今飲んでも美味しく、1級もポテンシャル飲みになってしまいますがそれでも隠しきれない要素が出ていて結構美…
ヴォーヌロマネ(ブリュノ デゾネイ ビセイ)テクニカル情報 畑の広さは約1haで国道74号線に隣接する緩やかな斜面の「Le Pré de la Folie(ル プレ ド ラ フォリエ):0.21ha」、丘の上部に位置し、南東向きで石が多い「Les Beaux-Monts Hauts Rougeots(レ …
ヴォルネイ(グラントネ)あくまで個人の感想ーですが、最近の自分自身を省みても思うのは多くの人が某SNSに疲れてきているのではないかー?と思うところがあります。イーロンマスクが某スタグラムは嫉妬増幅器だと言っているのをどこかで見たのですがなかなか…
ヴォルネイ クロデシェーヌ(レイエンヌ エ パスカル ブーレ)これはQさんの言葉だったと思うのですが、ワインを選んでいるのではなく、ワインに選ばれているのであるーという印象的な言葉があるのですが旅をしていると同じような心境になるようなことがありま…
モレサンドニ ルショ(オリヴィエ ジュアン)前回のエントリーで何となく旅のことを書いたら色々と昔のことを思いだしてしまいました。そういえば高校の時に東京から京都までヒッチハイクで行ったことがあったけどよくそんな事したなぁと… いろいろ振り返って…
モレサンドニ ルショ(ピエール アミオ)コロナ禍になって個人的に何が1番しんどい事かと言ったら旅に出掛けられなくなってしまったことがあります。まぁ、日常でも3日と同じ場所にはいないのでほとんど旅しているようなものなのですが、国内旅行も悪くはない…
シャサーニュ モンラッシェ モルジョ(ハイツ ロシャルデ)こちらは2本目になります。この作り手の赤はビンテージやクリマごとでマセラシオンカルボニックなどやってくることが違いやや困惑します。リリースしたての時に飲んだ時はガスっぽく全く初日は開かず…
クロデフォレ サンジョルジュ(ラルロ)日常の些細な記録もやや兼ねている為、日々何かないとあまりブログも書く気が起きないのですが、基本的には何もあまりない人生とは思いつつ、向こうのほうからfantasticに何か起こってくるというのが人生というもの。最…
プルゴーニュ ルージュ(オリヴィエ ジュアン)ブルゴーニュ地方ではない自然派ワインを飲むことも時にありまして、これは自然派ワインだという心構えを持って飲むと意外に飲めるのですが、普通に飲もうと思ったブルゴーニュに妙なナチュール香がしたら即、う…
サヴィニー レ ボーヌ オー・ヴェルジュレス(シモンビーズ)2019年ものの赤は収穫量はともかく出来た葡萄自体は大変健全なものができたと推測されます。その証左としてあそこはスペシャルキュヴェを出しているし、あそこやあそこのフラッグシップはエチケット…
サントネイ クロ デ ザート(ユベールラミー)この頃は赤はもとより白すらもあまり見向きもされていなかったのですが、何がどう変わったか19年は白も赤も瞬殺。それでもこのビンテージ位から鋭い感性の持ち主のブルゴーニュファンの心を白で掴んでいたと思いま…
ブルゴーニュルージュ(ギーヤール)個人的に買う生産者のリリースで1番遅くリリースされるこの作り手。人気もあまりなく価格もまだ悲惨な値上がりにはあっていないので、普段飲みに重宝するといえば重宝しています。ただ年々滑らかさも増しており、10年前とは…
ニュイサンジョルジュ レ ミュルジュ(ショーヴネ ショパン)これは今を生きる埋没系どころが惜しまれながら?18年に閉鎖してしまったドメーヌになります。言葉を変えると今を生きる閉鎖系とでも言ったらいいのでしょうか。 畑もいいところをそこそこ持ってお…
ペルナン ヴェルジュレス レ ブティエール(マリウス ドラルシェ)テクニカル情報ペルナン最南端の「レ・ブティエール」に2.03ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢50年のVV。新樽率20%で15ヶ月間樽熟成。香りは赤系果実のチェリーにベリー、すもも的なニュアンス、白…
モレサンドニ プルミエクリュ(ジョルジュ リニエ)しばらく前に性格の悪い自然派ラバーとの会話なのですが、ワインが自然派に向かう事はいいとして、俺たちの実生活はどうだろう?体調悪ければガッツリ薬も飲むでしょ。俺はこの20年全く薬を飲んでいない、こ…
プティタルロ(ラルロ)例えばゴルフなんかをやっていると、明らかに今日は俺の日じゃなかったなというのがあります。わかりやすくいうと自分が65を出しても63を叩き出された時などはもうどうしようもないわけで勝者を誉めるしかありません。 先日久しぶりに我…
マルサネ クロデュロワ(エルヴェ シャルロパン)しばらく前にスポーツ医学誌を読んでいて、痛みというものがとても長引いてしまうと、その痛みが実際に治癒していたとしても、脳にその痛みの残滓が残っていて治っているのに痛みを感じてしまうと言うのを読ん…
サヴィニー レボーヌ(シモン ビーズ)「私はひたすらやり直すことで人生を過ごしている。しかしどこからやり直すのか」 フェルナンド ペソア 全く同じことが繰り返されたところからか、はたまた道を誤ったと自覚したところからか。19年物のリリースもそろそろ…
ブルゴーニュピノノワール(バシュレ)どんな世界にでも教えを受けた人はいるもので当然本職ではなく趣味の世界にもそういう人から知識を授かったりする者です。当方もこのワインでは酒屋の人でそういう人にあたる方がいます。その人が数年前にこれからの流れ…
ムルソールージュ(ジャンマリー ブーズロー)今年は大型連休となり年に一度会うメンバーとこの時期に会うことができました。この当ブログでの1番の人気コンテンツの発動。 コロナは依然として終息を見せないが我らの薄毛の闘争にも終息なし!俺たちの頭皮の…
ムルソールージュ(ジャンマリー ブーズロー)自分自身を省みてもサントネイの赤を飲むならヴォーヌロマネが飲みたいと思うし、マランジュの赤ならジュヴレを飲みたいとも思います。まぁコートドニュイの村名は価格的に高くなって手がつけれないというのもあり…
ブルゴーニュ ルージュ(バシュレ モノ)エージェント情報 1/4をサントネ村、1/4をAOCマランジュ村、半分はピュリニー・モンラッシェ村の葡萄をアッサンブラージュ。いい意味で力の抜けた広域ブルゴーニュに久しぶりに出会ったように感じます。最近のブルゴー…
クロヴージョ(ローラン ルーミエ)愛好家にルーミエを持っていくと言って、これを持っていったらとことんまでに失望されてしまうのではないか?笑 というちと可哀想なローランルーミエ。 しかしながらこのビンテージの値段を考えると十分美味しかったですしグ…
ニュイサンジョルジュ(ベルトラン アンブロワーズ) 今や情報化社会なのでいい生産者は基本一瞬で発掘。そうなるとしっかり存在しているものの愛好家からあまり見向きもされない生産者をコツコツ試していくのが価格的にも入手度的にいいのかもしれません。言…
ヴォルネイ クロ デ シェーヌ(グラントネ)基本的に自分の記憶とアウトプットの為に書き始めたこのブログ。上を見ればキリがないので、あくまで興味を持てれば誰でも買えるし飲める物を中心に取り上げてきたつもりですが、(自分のお小遣いなどたかが知れてる…
フィサン レ クラ(ドニベルトー )正式な代替わりは2013年VTからでワイナート78号にもそう書かれています。彼女がしみじみとかどうかはともかく語っていたのは”父のワインは最低でも5年寝かせないと柔らかくならないタイプでしたからね”というもの。ま、それ…
フィサン ザルヴレ(ベルトージェルベ) なかなか難しいVTと個人的には思っていまして、エレガンスに流れているのか酸が強調されすぎてミネラルの殻から果実味が出てこれずにいるのか判別に苦しむこともあります。ま、このVTは結構痛い目にあっているのですが…