それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

HCdN2020(Guy Simon)

オートコートドニュイ(ギィ シモン)何の覚えもなく風邪を引いてしまったようです。ますば喉の痛みから、その後に水鼻、そして身体のだるさ。熱はあるのかないのか測ってないです。苦笑 とりあえず寝て治すのが基本方針。 そんな時に欲しかったCDがメル仮から…

Fixin 2021(Chevigny-Rousseau)

フィサン(シュヴィニー ルソー)ちょうど去年の今頃は熊野を旅していたはずで、今年は所用で何故か同じタイミングで彦根に。 一泊二日、車で弾丸。宿泊地は名古屋。夜は割烹を頂きそのままお暇しようとしたのですが、お付き合いということで場末のスナックに…

Bourgogne Pinot noir2014(HENRI GOUGES)

香りはここ最近にしては久々にクラシカルな感じ。というか保守。笑 まぁ強くは香りませんが、作為も感じません。黒系果実、鉛筆の芯や鉛、タバコの葉、そこから差し色として紫の果実。比較的品温から低いところから始めたので、品温が上がると熟したベリーが…

Bourgogne Pinot noir2018(Robert Sirugue)

ブルゴーニュ ピノノワール(ローベル シリュグ)香りはまず冷涼感があることに少し驚きます。そこから赤系と黒系果実が半々、柘榴、穏やかな黒土、テクニカル的なことは不明ですが少しの全房発酵を思わせる香り、但し嫌味にはなっておらず心地よい複雑性を与…

Beaune 1er Greves2021(TOLLOT BEAUT)

ボーヌ グレーヴ(トロボー)今日はサラッと。とりあえず村名から一級といくつか飲んでみたのですが、作風という意味でワインの方向性は一定していて、品質も安定しています。ナチュールではないですし時間経過でもしっかりと持つ作りをしています。 当方は飲…

Chablis 1er Butteaux2015(Pattes Loup)

シャブリ ビュトー(パット ルー)少し前に飲んだこの作り手の一級。果たしてどうでしょうか?香りは白い石、大理石、岩、少しの樽香など果実の香りはせず笑、そこからそこはかとなく湧きあがるように立ち上がる品のある黄色い柑橘、時間経過で淡い林檎の蜜。 …

Nuits St. Georges 1er Les Perrieres (Robert Chevillon)

ニュイサンジョルジュ レ ペリエール(ロベール シュヴィヨン)今日はこの作り手。 品質の維持と安定供給が約束されているためか、全くレアモノになりません。だからこそ今の安定供給がなされていない妙な味?のワインが持ち上げられて価格もおかしなことにな…

Bourgogne Rouge2020(Domine Amiot)

ブルゴーニュ ルージュ今年の夏は久々に湘南に遊びに行ったのですが、自分の認識している湘南とは隔絶された景色になっていて驚いてしまいました。湘南とはいえばコンガリ焼けた寝転んだgalに砂場の上をナンパ師達が所狭しと端から端まで練り歩くという光景…

Bourgogne Pinot Blanc2014(HENRI GOUGES)

ブルゴーニュ ピノブラン(アンリ グージュ)前回のエントリーでallocationで購入と書きましたがここで最近起こる個人的な問題点が。 前年度リーズナブルでそこそこ美味しいワインを作っていて、これは来年は下から上まで買うぞー、と可処分所得が上がらない娑…

Chorey-Les-Beaune 2021(Tollot-Beaut)

ショレイ レ ボーヌ(トロボー)ワイン、特にブルゴーニュを飲みつけていけばいくほど生産者に対しての承認は条件付きの承認になっていってしまうのはある程度仕方のないことなのかもしれません。例えばこの畑は上手く作れるがここはイマイチや裾は良いけどグ…

Bourgogne Blanc2011(D.Lafon)

ブルゴーニュ ブラン(ドミニク ラフォン)白ワインはアリゴテは買ってすぐに飲むものの保有をしなくなったのはPMOというものが自分の中で確定的になりそれが要因となったのは間違いない事実です。多くの古参のブルファンがそれに泣かされているのをみて、気の…

Chablis2018(Pattes Loup)

シャブリ(パットルー)最近、自身の葬儀でホログラムとなって蘇り参列者と会話を交わすことができるというサービスが出始めているとニュースを見て、まぁ今の時代イタコじゃないよなぁと思いつつ、あれっ?となって記憶を頼りに自分の書庫の中から目的の本を…

Bourgogne Rouge2021 (CHRISTOPHE CHEVAUX)

ブルゴーニュ ルージュ(クリストフ シュヴォー)2021年VT事始め。香りはチェリーとベリーの赤系果実に黒土の大地香、灰色の砂利のようなミネラル。 味わいは液体は柔らかく優しめで赤系果実主体に酸味と果皮の程よい苦味がアクセント。 19年の広域にしては身…

Bourgogne Aligote 2014(Porcheret)

ブルゴーニュ アリゴテ(ポルシュレ)流石にここまで熱いとあまり赤は進まないのでこちらを。最近の物はあまりみないような。まずキュプスルを取って少し驚いたのはポンソを思わせる合成コルクの使用。ポルシュレはそこそこ飲んでいますがこれは初めてでしょう…

Bourgogne Rouge Plan Gilbert2018(Hubert LIGNIER)

ブルゴーニュ プラン ジルベール(ユベールリニエ)香りは小梅、黒糖麩菓子、赤系果実、擦ったマッチ、小石などのミネラル、乾燥タバコ、スワリングでダークチョコ、ホワイトムース。 味わいもエキス系でありながら18年らしく果実味も乗ってきます。というわけ…

Bourgogne Pinot Noir Symbiose2020(Hubert Lignier)

ブルゴーニュ ピノノワール サンビオーズ(ユベールリニエ)ユベールという名前で思い出したのが2021年のオルヴォー物Lamyのクリオバタールは80万を超すとのこと。 所有している皆さんおめでとうございます、ありがとうございます。(所有していませんが)笑 基…

Bourgogne Pinot Noir2016(Bachelet)

ブルゴーニュ ピノノワール(バシュレ)香りは石灰色の岩、黒が混じる赤いバラ、梅、黒土、タバコ、ピジョンブラッドを思わせるような鉄分、鉛筆の芯。スワリングで一瞬艶感を感じさせるもののしっとりと落ち着いた香りに終結していきます。 味わいは少しの熟…

Bourgogne Aligote 2020(Bachelet)

ブルゴーニュ アリゴテ(バシュレ)前回のエントリーとは対照的だったのがこの銘柄。 香りはレモン、白い岩、樽香からの蜜、少しのフリンティー。 味わいもしっかりとアリゴテらしい酸がありつつ、尖っていることありません。果実もはにかむ程度に控えめなもの…

Bourgogne Aligote 2020(Robert Chevillon)

ブルゴーニュ アリゴテ(ロベール シュヴィヨン)何が自然派ワインか?というのは一括りにはできないですし、自分自身の考えも纏まらないのですが、自然派ワインに対して思うことは、揮発酸でキマッてるワインやリリースからヴィネガー化していて、(梅昆布オカ…

Monthelie Clos Du Meix Garnier Monopole2013(DOUHAIRET-PORCHERET)

モンテリー クロデュメ ガルニエール モノポール(ドゥエレ ポルシュレ)マジックを見た時の男女の違いがよくわかるなぁという反応の1つが女性の場合、不思議を不思議のまま受け入れて楽しめるのに対して、男性は不思議をなんとかして暴こうと試みる行為をす…

Sancerre La Grande Côte2019(Pascal Cotat)

サンセール ラ グラン コート(パスカル コタ)なんだかなんの生産性もなく今年もダラダラと半年が過ぎようとしています。それとは逆に時間の流れるスピードが猛烈に早い様な気がするのは当方だけでしょうか。 そんな中、少し昔のコラムの様なものを読んでいた…

Fixin 1er Cru les Arvelets2017(Berthaut gerbet)

フィサン ザルヴレ(ベルトージェルベ)ここ最近AIグラビアというのが巷で騒がれていますが、個人的に心をざわつかせるのはどちらかというと人間のAI化でしょうか。 元々人には変身願望があるのかもしれませんが、メンズで言えば過剰なまでのタトゥー、スッピ…

Bourgogne cote d’or 2020(Lippe Boileau)

ブルゴーニュ コートドール(リップ ボワロー)最近ワインを飲みつけてきた方々はまた別の楽しみ方をしているようでワインを混ぜて楽しむmixture wine(勝手に命名 笑)で楽しんでいるようです。その是非や賛否をどうこういうつもりは全くなく所謂、音楽で言うと…

Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes2011(Louis Jadot)

シャンボールミュジュニー フュスロット(ルイジャド) 自分のポートフォリオを見てみるとこの村が明らかに少なく、結局のところジュヴレ辺りが多くなってしまっているのは、価格の問題なのか、どこか苦手意識があるのか。まぁ、基本振り向いてくれないとシリ…

Pommard 1er Cru les Jarollieres2011(Domaine de la Pousse d'Or)

ポマール ジャロリエール(プスドール)最近日本ワインを飲む機会があり、自分の見識を広げる意味でとてもいい機会になったのですが、そもそも数が少なすぎて圧倒的情熱がないと手に入らないですね。苦笑 また味筋的に全体的な流れはこっちなんですね〜という…

Volnay 1er Brouillards2015 (R.Rossignol-Changarnier)

ヴォルネイ ブルイヤール(レジス ロシニョール) このドメーヌもどうやら2019年を最後に閉じてしまったようで、これからは当然飲めなくなってしまいます。初日は完全に閉じているというわけでないのですが、なんとなく赤系果実と白いミネラル系の香りを感じる…

Chambolle-Musigny 1er Cru les Baudes2011(Louis Jadot)

シャンボール ミュジュニー ボード(ルイジャド)ここ最近健康について考えることが多く、まぁ、酒は飲まないにこした方が基本は良い訳なのですが、人との潤滑油とかそういうことを抜きにしてもなくなったら寂しいわけです。そうなるとやはり余計な酒は飲まな…

BOURGOGNE PASSETOUTGRAINS 2007

ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかい…

Bourgogne Cote-d'Or Rouge2020(Guillard)

ブルゴーニュ コートドール(ギーヤール) この10年間でブルゴーニュが進んだことといえば親子での代替わりと自然派への流れだと思うのですが、自身の年齢を考えてもちょうど代替わりした倅、娘と同じ世代なのでそういうものだよなぁ、などと思っています。こ…

Bourgogne Rouge Les Paquiers 2019(JEAN LOUIS RAILLARD)

ブルゴーニュ レ パキエ(ジャン ルイ ライヤール)テクニカル情報ドメーヌがリュー・ディ“レ・パキエ”に所有する区画は、平均樹齢51 年、栽培面積0.35ha の小さな区画。 2019 年物は9 月20 日に収穫。全房比率10%。新樽比率20%、熟成期間15 ヶ月。2021 年1 月…