それでもワインが飲みたい

土日更新の脱力定期ワイン便です

2022-01-01から1年間の記事一覧

N-S-G 1er Clos des Forets Saint Georges 2004

クロデフォレ サンジョルジュ(ラルロ)日常の些細な記録もやや兼ねている為、日々何かないとあまりブログも書く気が起きないのですが、基本的には何もあまりない人生とは思いつつ、向こうのほうからfantasticに何か起こってくるというのが人生というもの。最…

Bourgogne Pinot noir2019(Olivier Jouan)

プルゴーニュ ルージュ(オリヴィエ ジュアン)ブルゴーニュ地方ではない自然派ワインを飲むことも時にありまして、これは自然派ワインだという心構えを持って飲むと意外に飲めるのですが、普通に飲もうと思ったブルゴーニュに妙なナチュール香がしたら即、う…

Savigny-les-Beaune 1er Aux Vergelesses2019 (Simon Bize)

サヴィニー レ ボーヌ オー・ヴェルジュレス(シモンビーズ)2019年ものの赤は収穫量はともかく出来た葡萄自体は大変健全なものができたと推測されます。その証左としてあそこはスペシャルキュヴェを出しているし、あそこやあそこのフラッグシップはエチケット…

Santenay Clos des Hates2012(Hubert Lamy)

サントネイ クロ デ ザート(ユベールラミー)この頃は赤はもとより白すらもあまり見向きもされていなかったのですが、何がどう変わったか19年は白も赤も瞬殺。それでもこのビンテージ位から鋭い感性の持ち主のブルゴーニュファンの心を白で掴んでいたと思いま…

Bourgogne Rouge2019 (Guillard)

ブルゴーニュルージュ(ギーヤール)個人的に買う生産者のリリースで1番遅くリリースされるこの作り手。人気もあまりなく価格もまだ悲惨な値上がりにはあっていないので、普段飲みに重宝するといえば重宝しています。ただ年々滑らかさも増しており、10年前とは…

N-S-G Les Murgers 2016(CHAUVENET-CHOPIN)

ニュイサンジョルジュ レ ミュルジュ(ショーヴネ ショパン)これは今を生きる埋没系どころが惜しまれながら?18年に閉鎖してしまったドメーヌになります。言葉を変えると今を生きる閉鎖系とでも言ったらいいのでしょうか。 畑もいいところをそこそこ持ってお…

Pernand-Vergelesses les Boutieres Rouge2017(Marius Delarche)

ペルナン ヴェルジュレス レ ブティエール(マリウス ドラルシェ)テクニカル情報ペルナン最南端の「レ・ブティエール」に2.03ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢50年のVV。新樽率20%で15ヶ月間樽熟成。香りは赤系果実のチェリーにベリー、すもも的なニュアンス、白…

Morey-Saint-Denis 1er 2016(G.Lignier)

モレサンドニ プルミエクリュ(ジョルジュ リニエ)しばらく前に性格の悪い自然派ラバーとの会話なのですが、ワインが自然派に向かう事はいいとして、俺たちの実生活はどうだろう?体調悪ければガッツリ薬も飲むでしょ。俺はこの20年全く薬を飲んでいない、こ…

N-S-G Le Petit Arlot2014(L’arlot)

プティタルロ(ラルロ)例えばゴルフなんかをやっていると、明らかに今日は俺の日じゃなかったなというのがあります。わかりやすくいうと自分が65を出しても63を叩き出された時などはもうどうしようもないわけで勝者を誉めるしかありません。 先日久しぶりに我…

Marsannay Clos du Roy2020(H.Charlopin)

マルサネ クロデュロワ(エルヴェ シャルロパン)しばらく前にスポーツ医学誌を読んでいて、痛みというものがとても長引いてしまうと、その痛みが実際に治癒していたとしても、脳にその痛みの残滓が残っていて治っているのに痛みを感じてしまうと言うのを読ん…

Bourgogne Aligote 2019(Robert Chevillon )

ブルゴーニュ アリゴテ(ローベル シュヴィヨン)この良心的だった作り手も残念ながらしっかりと価格高騰。村名はちょうど諭吉が必要な2019VTとなってしまいました。パスグラもなかなかのお値段なのですが、本当の裏街道がこちらのアリゴテ。こちらはまだリー…

Savigny Les Beaune 2019(Simon Bize)

サヴィニー レボーヌ(シモン ビーズ)「私はひたすらやり直すことで人生を過ごしている。しかしどこからやり直すのか」 フェルナンド ペソア 全く同じことが繰り返されたところからか、はたまた道を誤ったと自覚したところからか。19年物のリリースもそろそろ…

Bourgogne Pinot noir 2015(Bachelet)

ブルゴーニュピノノワール(バシュレ)どんな世界にでも教えを受けた人はいるもので当然本職ではなく趣味の世界にもそういう人から知識を授かったりする者です。当方もこのワインでは酒屋の人でそういう人にあたる方がいます。その人が数年前にこれからの流れ…

Meulsault Rouge2013(Jean-Marie Bouzereau)

ムルソールージュ(ジャンマリー ブーズロー)今年は大型連休となり年に一度会うメンバーとこの時期に会うことができました。この当ブログでの1番の人気コンテンツの発動。 コロナは依然として終息を見せないが我らの薄毛の闘争にも終息なし!俺たちの頭皮の…

Meulsault Rouge2014(Jean-Marie Bouzereau)

ムルソールージュ(ジャンマリー ブーズロー)自分自身を省みてもサントネイの赤を飲むならヴォーヌロマネが飲みたいと思うし、マランジュの赤ならジュヴレを飲みたいとも思います。まぁコートドニュイの村名は価格的に高くなって手がつけれないというのもあり…

Bourgogne Rouge 2019(Bachelet Monnot)

ブルゴーニュ ルージュ(バシュレ モノ)エージェント情報 1/4をサントネ村、1/4をAOCマランジュ村、半分はピュリニー・モンラッシェ村の葡萄をアッサンブラージュ。いい意味で力の抜けた広域ブルゴーニュに久しぶりに出会ったように感じます。最近のブルゴー…

Clos-Vougeot2011(Laurent Roumier)

クロヴージョ(ローラン ルーミエ)愛好家にルーミエを持っていくと言って、これを持っていったらとことんまでに失望されてしまうのではないか?笑 というちと可哀想なローランルーミエ。 しかしながらこのビンテージの値段を考えると十分美味しかったですしグ…

Nuits-Saint-Georges2016(Bertrand AMBROISE)

ニュイサンジョルジュ(ベルトラン アンブロワーズ) 今や情報化社会なのでいい生産者は基本一瞬で発掘。そうなるとしっかり存在しているものの愛好家からあまり見向きもされない生産者をコツコツ試していくのが価格的にも入手度的にいいのかもしれません。言…

Doisy-Daene2004

3月終わりくらいから調子がいまいちと感じながらなんとなくうまくやり過ごして寛解したと思って4月に入ったらガッツリとコロナに罹患。移動と買い物以外、外で人と接していないのでまぁ、いつでもかかるという事なのでしょう。予兆は前日、ビールを飲んだら…

Volnay 1er Clos des Chenes2019(Glantenay)

ヴォルネイ クロ デ シェーヌ(グラントネ)基本的に自分の記憶とアウトプットの為に書き始めたこのブログ。上を見ればキリがないので、あくまで興味を持てれば誰でも買えるし飲める物を中心に取り上げてきたつもりですが、(自分のお小遣いなどたかが知れてる…

Bourgogne Aligote 2018(Digioia-Royer)

ブルゴーニュ アリゴテ(ディジオイワ ロワイエ)まぁ、本当にブルゴーニュの高騰には驚くばかりだ。2019トラペのシャンベルタンが10万超え。うむ、2014年のマグナム価格だ。5年で倍か。 もはや古参のかなりのみつけていた方の言葉で、ゆっくり緩やかに日々を…

Fixian Les Crais 2012(Denis Berthaut)

フィサン レ クラ(ドニベルトー )正式な代替わりは2013年VTからでワイナート78号にもそう書かれています。彼女がしみじみとかどうかはともかく語っていたのは”父のワインは最低でも5年寝かせないと柔らかくならないタイプでしたからね”というもの。ま、それ…

Fixin 1er Les Aeverts2008(Denis Berthaut)

フィサン ザルヴレ(ベルトージェルベ) なかなか難しいVTと個人的には思っていまして、エレガンスに流れているのか酸が強調されすぎてミネラルの殻から果実味が出てこれずにいるのか判別に苦しむこともあります。ま、このVTは結構痛い目にあっているのですが…

Volnay 1er Les Mitans 2015(R.Rossignol-Changarnier)

ヴォルネイ ミタン(レジス ロシニョール)本来であれば村名ヴォルネイを飲んでなんとなくの傾向を掴んであとは暫く寝かせる予定だったのですが、村名の方が輸送の疲れなのか、この寒暖差の影響でバイオリズムが狂ったか、はたまたま新月のお告げか、それとも…

Bourgogne Chardonnay 2011(Hubert Lamy)

ブルゴーニュ シャルドネ(ユベールラミー)予想通り19年のLamyはリリースと同時にどこも瞬間蒸発。数が少ないのもあると思うのですが、2年前はそこまででなかったような気がするのですが、いきなり買えない生産者になってしまいました。価格は最安値であろ…

Savigny Les Beaune 1er Aux Guettes(Machard de Gramont)

サヴィニー レボーヌ オーゲット(マーシャルド グラモン) 多くの人の興味はここはゴーディショ位なものでその価格も諭吉2枚程度と考えるとお値打ちといえます。故に瞬間蒸発。ルジェに置き換えたらサヴィニー村名位の価格ですか、ね。。そしてこちらのサヴィ…

Pernand-Vergelesses Rouge Les Boutieres2019 (Chantereves)

ペルナン ヴェルジュレス"レ・ブティエール"(シャントレーヴ)以下、生産者の説明文「ちょうどサヴィニーとペルナンのアペラシオン境にある畑。厚めの粘土質の表土に石灰の礫が混ざり、果実味豊富なピノに仕上がりました。ペルナンの赤ならではのスパイシー…

Volnay2013(Lucien Boillot)

ヴォルネイ(ルシアン ボワイヨ)ここ最近のジムでの話、、、。 まぁ、公共のジムなので使えるマシーンの使用時間は周りを気にしながら行うのですが、ちょっとした勘違いからお前はこのマシーン使いすぎだ、いやいやお前も色んなダンベル占領してんじゃねーか…

Bourgogne Rouge(Guillard)

ブルゴーニュ ルージュ(ギーヤール)低域にしっかりとした黒系果実、そこに冷涼感のあるハーブ、プラム、ブラックスパイス。スワリングをすると高域にはピンクの薔薇、フランボワーズが舞います。現状、黒系果実主体ながら赤やピンクの薔薇の感じも時間経過で…

Beaune 1er2018(Laurent Ponsot)

ボーヌ1級(ローランポンソ)19年ビンテージも大体出揃ってきて自分の中での大まかな感じは掴めてきました。言葉は悪いかもしれませんが、あまり目立っていない生産者の地味目な村名クオリティーが意外に高かったりします。あまり見向きされないからいい意味…